清水 公貴さん　#理容師 #店長

学生時代はいろいろなコンテストに挑戦し、賞も獲得してきたので、腕に少し自信があり、「自分の技術や知識をすぐにでも発揮しよう!!」と気合を入れて入社しました。
しかし、プロの現場と学校はまったく違った。いい意味で自分の無力さを痛感しました。人間はウィッグのように均一ではない。耳まわり、襟足、生え癖、髪質、毛量、骨格…人により大いに異なり、左右も対称ではなく、凸凹もあります。
はじめは苦戦しました。
現場で使える技術を身につけるため、夜遅くまで練習を重ねる日々。先輩方も遅くまで練習に付き合ってくれました。
練習は大変な時もありますが、できなかった技術ができたときの喜びは大きく、苦労以上に、楽しいことがたくさんあります。
入社半年でスタイリストデビュー。はじめは、週に1人、2人のお客様を担当させていただきました。それが10人、20人と増え、リピートで来てくださるお客様が増えるごとに、自信もついてきました。今では月に200人を超えるお客様の髪を切っています。
うちは、顔そり、襟そり、シャンプーなど、できる技術からどんどんお客様に入れるので、早いうちから経験が積める。それがやる気につながり、スピード感をもってスタイリストデビューできる。そして、やればやった分だけ収入につながる。
現在は、BARBER bro'sの店長も任されています。今度は自分が、これまで先輩方が自分にしてくれたように、先輩として後輩のことをしっかり見て、育てていきたい。できるだけ早くデビューできるようにサポートしていきたい。自分を含め、スタッフがそれぞれに成長することでやる気も上がり、サロン全体の売上も上がる。みんなで楽しく、グローヘアーワークスを、バーバーブロスを盛り上げていきたいと思っています。
（2022年10月13日取材/文・斎藤久子/写真・原田真理）

丸山 桂典さん　#理容師 #スタイリスト

仕事、本当に楽しいですよ。いつも周りに人がいて、誰かとの繋がりを感じられる。お客様は小さな子供から70歳代以上の方までいらっしゃいます。おしゃべりでも無口でも、器用でも不器用でも、人が集まる場所が好きな人はこの仕事に向いていると思います。たくさんの人との関わりが心地よいなら、理容師にやりがいを感じるのではないでしょうか。
高校生の時、自分の髪をカットしてみたら案外楽しくて、それからは自分で切っていました。元々理容室に通っていたので職業のイメージがぼんやり浮かんだことも大きいです。美容は考えませんでしたね。三兄弟なので男が多い環境のほうが居心地が良くて。アルバイトでは経験していたけど、女性と働くと気を遣い過ぎちゃうんですよ。
入社当初は、思うように先輩のヘルプができなかったり、売上を達成できなかったり、技術も未熟で苦しい時期でした。半年でスタイリストデビューしましたがお客様がいない時が辛かった。でも一緒に働く仲間に支えられて、苦しい時期でも仕事は楽しかったです。オーナーの仕事を近くで見ていたおかげで経営のこと、数字・売上を意識するようになり、税金のことなども知りました。3年目となる今は、自分たちの世代がお店を引っ張っていかなくてはと気を引き締めています。
理容室は、驚くべき場所です。髪を整えるだけではなくて、気分を変える、気合いを入れる、眠る、愚痴る…。そして店を出る時は誰もが笑顔になれる。今週デートがあるんですとか、結婚式があるとか、ワクワク盛り上がる時もあれば、静かにウトウトされるリラックス空間になることも。ここでしっかり身なりを整えていただいた後の、お客様の笑顔が嬉しい。自分も笑顔になっちゃいます。お帰りになるお客様の背中を、「カッコ良くなってますよー！」と叫びたい気持ちで見送っています。
（2022年10月13日取材/文・清水理子/写真・原田真理）

Q.学生時代にやっておいたほうがいいと思うことは？

技術ももちろんですが、学生時代からプライベートを充実させて、いろいろな経験をしてさまざまな知識を深めておくことで、お客様との話も広がります。経験値を高めること。学生時代に自分のベースをしっかりつくっておくと良いと思います。（清水さん）

Q.国際文化の理容科はメイクや着付、ネイルなども必修です。どんな時に役立っていますか?

お客様の眉毛を整える”アイブロウマジック”というメニューでは、メイクを学んだことが役立ちました。眉毛をどこまで剃り、どこを残すかなど、眉の形を学んでいたから迷いがありません。あとは、顔剃りを希望される女性のお客様との会話で出てくる「ファンデーションのノリが」とか「アイラインが」などメイクに関するキーワードは、勉強していなかったら理解できなかったと思います。
さらに、着付。自分で浴衣を着て花火大会に行ったこともありますし、着付教室に通っている母が着物を買うというとき「こっちの柄がいいんじゃない」などと話ができたことも、やっていて良かったなあと思うことです。（丸山さん）

grow hair works 代表 藤原 慎吾さん

当社は歩合制で、やればやった分が給与に反映される。それがスタッフのモチベーションとなり、やる気や向上心に繋がっていると思う。
お客様は男性メインだが子供から年配の方まで職業や年齢層は幅広い。ラグビー日本代表のメンバー数名もお客様だ。スタッフの結束力、仲間意識が強く、先輩から後輩へ、いい形で技術やお客様がつながっているのを感じている。
清水さん評：BARBER bro'sの店長を務めてくれている清水は、技術はもちろんだが、リーダーシップがあり、周りや後輩のことにもきちんと気が配れる。サロンのリピート率も高く、売上も右肩上がり。サロンの雰囲気もよく、安心して仕事を任せられる頼もしい存在だ。
丸山さん評：毎月新規顧客も増え、2店舗では手狭になり、葛西に念願の3店舗目を出店することになった。そこの店長は丸山に任せようと思っている。丸山はとにかく優しい。後輩の面倒見もよく、人柄も良い。2店舗とはまた違う雰囲気のサロンにまとめてくれると期待している。

清水 公貴（しみず こうき）

grow hair worksスタイリスト、BARBER bro's店長。2020年3月国分寺校理容科卒業。東京都出身。趣味はゴルフ、サッカー、サウナなど。「今は、最近はじめたゴルフが楽しくてハマっています。サロンのみんなと行った沖縄旅行も楽しかったなぁ。お客様との話題づくりのためにも、休日はいろいろなことをして過ごしています」。サッカーは高校時代、プロを目指していたほど。座右の銘は「因果応報」。
インスタ→＠shimizu._bros

丸山 桂典（まるやま けいすけ）

grow hair worksスタイリスト、BARBER bro's勤務。2020年3月渋谷校理容科卒業。東京都出身。在学中にMSOJメイクアップ検定3級合格。「grow hair worksの面接に行きその場で採用が決まり、その日の夜にはオーナーと焼肉を食べてました」。趣味はドライブと映画鑑賞。最近観た映画は「ヘルドックス」、オススメです。近いうちにバイクの大型免許を取る予定。
インスタ→＠maru.bros

grow hair works

grow hair worksホームページ
千葉県浦安市北栄1-1-1 Brave浦安102号
TEL：03-5761-7766
インスタ→@growhairworks.1
まさに“男”というイメージの日本代表ラグビー選手たちも足繁く通う、男を磨く、男のための床屋。“本物の床屋”の名にふさわしい技術、接客、空間、全てのサービスを日々追求している。

BARBER bro's
千葉県浦安市猫実4-19-27 大樹ビル１F
TEL：047-312-6115

（新店舗）
東京都江戸川区中葛西3-35-15 レスポワール葛西B1
TEL：03-6661-3955