本学園（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では、最初の緊急事態宣言の発出を受け、展開されたオンライン授業の取り組みに際し、公益財団法人東京都私学財団による令和2年度私立学校研究助成事業の採択を受け共同研究に取り組みました。この度、その研究報告論文が「公益財団法人東京都私学財団賞」を受賞いたしました。

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東京都私学財団の私立学校研究助成事業とは、東京都内の私立学校の教職員の資質向上および教育研究活動の充実を図ることを目的に、都内に設置されている私立学校の専任教職員の行う教育研究に助成金が交付されるものです。令和2年度は、幼稚園、初等学校、中学校・高等学校、専修学校、特別支援学校に計19件の助成が行われました。そのなかから2件の共同研究に対し、優れた研究として東京都私学財団賞が贈られました。

4月16日に同財団で表彰式が行われ、共同研究者を代表し、受賞した啓明学園初等学校（写真左側）とともに、国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校も表彰を受けました（写真右側）。

研究報告は、東京都私学財団の発行する研究報告集（写真下）に掲載されるとともに都内にある約1700校の私立の幼稚園、中学校・高等学校、高等専門学校、専修学校、特別支援学校等に頒布されました。本学園の研究報告は、オンライン授業の出席管理の取り組みや遠隔授業の多面的な実証報告が他校の教育に資する優れた報告であると評価されました。

3回目となる緊急事態宣言が4都府県に発出され、新型感染症の拡大防止と教育活動をどのように両立し、生徒たちの学びを保障していくかは教育界の大きな課題となっています。この度の受賞を励みに、今後もコロナ禍における新型感染症の感染予防対策の徹底を図るとともに効果的な遠隔授業の試みを通じ、質の高い職業教育に取り組んでまいります。

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