国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定

国際文化学園 平安装束東京道場/京都道場

HEIAN-SHOZOKU TOKYO/KYOTO

国際文化学園 平安装束東京道場/京都道場
荘司 礼子

ご挨拶

国際文化学園 平安装束東京道場/京都道場
会長 荘司 礼子

十二単は「きものの原点」といわれます。十二単の一番下に着て、本来は下着であった小袖が表にあらわれ、現代のきものとなったのです。

きものは元々、自分で着ていたものですが、見た目に美しさが求められるようになると、そこに技術が必要になります。衣服を着せる方法が高い技術として確立している国は他にありません。平面的な衣を立体的な身体に合わせて着付けるその技術は世界に誇れるものです。
なかでも、十二単に代表される平安装束を威儀正しく、美しく着付け整えるための着装法は「衣紋道」と呼ばれています。平安時代の末期に生まれ、およそ千年の歴史があります。

「国際文化学園 平安装束東京道場/京都道場」では、十二単をはじめとする平安装束の着装法「衣紋道」を、有職故実に基づき学び、研究・継承しております。
しかし、学んでいるのは単なる着装技術ではありません。いにしえより伝わる衣紋のしきたりには、そのように定められた所以があります。その根本にあるのは、衣紋者(装束を着付ける人)がお方様(装束をお召しになる人)を敬い大事に思う心、相手の身になり、相手を思いやる気持ちであり、その心のありようも含めての衣紋道なのです。
当道場では、流派にかかわらず、平安装束とその着装法、有職故実に興味のある全ての方に、門戸を開いております。私たちと一緒に、楽しく「衣紋道」を学びましょう。




平安装束とその着装法を学ぶ

流派はありません。平安装束や有職故実に興味のある方なら、どなたでも学べます。
お稽古日、お稽古内容、イベントや勉強会の開催などについてご案内を差し上げます。お気軽にお問合せ下さい。

・十二単、束帯の着装(衣紋)技術
・その他の装束着装法(直衣、袿袴など)
・衣紋道のしきたり、きまり
・日本の年中行事と由来
・有職の世界の文様と色目、染めと織り
・宮中の遊び(お香の会など)
・有職故実研究

平安装束 東京道場
〒150-0045
東京都渋谷区神泉町6-1
学校法人国際文化理容美容専門学校 8号館内
電話:03-5459-0075 ファックス:03-5459-0076
担当:佐藤、永冨

平安装束 京都道場
〒600-8009
京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町77
WAONビル2階
電話:075-708-5989
担当:秋山

平安装束を通して日本文化を世界に

「国際文化学園 平安装束東京道場」は、平成15 年(2003年)に衣紋道高倉流たかくら会東京道場として開設して以来、日本はもちろん世界中で十二単に代表される伝統衣装の技術展示やショー、講習等を行い、日本の伝統文化のすばらしさを伝える活動を行っています。 また高校生や中学生など学生向けの講座も随時行っております。


「衣紋道(えもんどう)」とは?

平安末期、鳥羽天皇の頃に、花園の左大臣と呼ばれた源有仁公(1103~1147年)が開祖となり、装束を、威儀正しく美しく整えるための着付方法が案出されました。これを「衣紋道」といいます。
つまり「衣紋道」とは、装束の着装法のことです。

装束の着装は、平安中期の頃までは柔らかい装束(柔装束)を着用していたため各自各個が行いましたが、装束が次第にゆるやかに大きくなり「強装束」と呼ばれる糊を強くきかせた固く厚い生地で作られたものになると、自ら着装しかねて衣紋者(着付ける人)を必要としたため、衣紋道が生まれました。
源有仁公が創始した衣紋の道は、その没後に徳大寺と大炊御門の両家に伝わり、さらに鎌倉時代に山科、高倉両家がこれにかわって衣紋の家となり、今日に及んでいます。

「衣紋道」では、十二単などの装束を「お服」と呼び、装束をお着けすることを「お服を上げる(お服上げ)」といいます。そして、装束をお召しになる方を「お方様(おかたさま)」、お服上げをする者を「衣紋者(えもんじゃ)」といい、「お方様」の前でお服上げをする者を「前衣紋者(まええもんじゃ)」、後ろでお服上げをする者を「後衣紋者(うしろえもんじゃ)」と呼んでいます。

十二単(じゅうにひとえ)とは?

十二単の「単(ひとえ)」とは、もともと肌着であった衣のことをさし、単の上に、例えば「褂(うちき)」を八枚重ねると、「ハツ単」となり、十枚なら「十単」、十二枚で「十二単」となります。実際には、単の上には「五衣(いつつぎぬ)」「打衣(うちぎぬ)」「表着(おもてぎ)」「唐衣(からぎぬ)」を重ね着ますが、ここまでで八枚、裳(も)を数に入れても九枚で、十二枚ではありません。十二単とは俗称であり、正式名称は「五衣・唐衣・裳」といいます。
五衣の上には「打衣」、その上には「表着」を重ねます。衣のつけ方は、単から表着まで同じ動作の繰り返しとなります。そして表着の上に「唐衣」を重ね、続けて「裳」をつけて仕上げます。
十二単の着装で興味深いのは、十二単は最終的にはたった一本の紐で留められているということです。十二単のバランスの見方については「こぢんまりと愛らしく」とされています。

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