- 09.06.06
オープン・カレッジ|2009年6月6日(土)|第十七回オープン・カレッジ 日本の化粧
案 内
日本の化粧(主催:国際文化学園 / 後援:国分寺市、 国分寺市教育委員会、社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会、協力:株式会社 ポーラ・オルビスホールディングス、ポーラ文化研究所)が、2009年6月6日(土)に国際文化学園 国分寺校3Fホールに於いて開催されます。入場は無料です(受講票にて お申し込みください)。
第十七回オープンカレッジ
日本の化粧
- 赤と黒と白のコントラスト1 -
《黒のアクセント〜お歯黒と眉墨》
2009年6月6日[土]
その国の文化を理解するために、物差しの一つとなるものが「化粧」であるといわれます。古今東西、老若男女を問わず、化粧の習慣を持っていない民族はありません。人はなぜ化粧をするのかという文化論的な議論も大昔からなされ続けていますが、つまるところ、誰もがきれいになりたい、目立ちたいというところに落ち着くようです。
ただ、その「きれい」という概念が、国によって、民俗によって、あるいは時代によって、微妙に違っているとしか思えないことが多々あります。そして、そのことがその国や民族の文化を反映しているともいえるのです。
国際文化学園オープンカレッジでは、今回、次回と2回にわたり「日本の化粧」を取り上げます。1回目は「お歯黒」と「眉墨」にスポットを当ててみました。歯を黒く塗るという世界的にみてもかなり珍奇な風習と、眉を剃り眉墨で描き直すという現代に通じるようでちょっと異なる化粧法について検証しながら、日本人の美意識について考えてみたいと思います。
「名筆浮世絵鑑」
文政頃(1818〜30)五渡亭国貞
鏡に向かう女性。当時人気があった白粉の「美艶仙女香」(びえんせんじょこう)の包みが鉢のわきに置いてある。
【 内 容 】
〈実験1〉
お歯黒を作ってみました。本当に黒くなるのでしょうか?
〈実験2〉
眉の位置を変えるとこんなに顔が変わります。
〈実験3〉
眉墨を作ってみます。桐の炭、山吹の茎、いぐさ、鉛筆…何が一番適しているのか。
〈謎を検証〉
日本の化粧の歴史、源流、特質をディスカッションします。
Q.なぜ歯を黒く塗ったのか
Q.なぜ眉を剃り、眉を描いたのか
Q.お歯黒はなぜ中国や西欧の習慣になかったのか
Q.眉墨を作るのがとても大変な理由
Q.現代の化粧法に通じるものは
〈再 現〉
江戸時代の浮世絵風「年増女性」をモデルを使って再現します。眉引き、白塗り、お歯黒がいかに理にかなったものかをご覧ください。
〈展 示〉
江戸時代に実際に用いられていたお歯黒道具、眉墨、眉筆、見本帳などを多数展示します。
「君たち集り粧ひの図」
安政4年(1857) 歌川豊国
お歯黒道具
江戸後期
講 師
清水 悌
メイクアップアーティスト
村田孝子
ポーラ文化研究所 主任研究員
荘司礼子
国際文化理容美容専門学校渋谷校 校長
房楊枝
房楊枝の先端部分
「新柳二十四時 午後一時」
明治13年(1890) 月岡芳年
第十七回 オープンカレッジ
日本の化粧
- 赤と黒と白のコントラスト1 -
《黒のアクセント〜お歯黒と眉墨》
2009年6月6日[土]
開 場/12:00
開 演/13:00
終演予定/15:00
国際文化理容美容専門学校国分寺校3Fホール
入場無料(受講票にて お申し込みください)
会場の都合により、定員に達し次第
受付を締め切らせていただきます。
お問い合わせ
国際文化学園 広報部・編集部
TEL:03-3462-1448
受講票申込方法
○ e-mailでのお申し込み
[E-mail]
下記をメールにコピーして、必要事項をお書きの上、送信してください。
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[広報編集部]03-3462-1448
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国際文化理容美容専門学校国分寺校 3Fホール
東京都国分寺市南町3-22-14
【TEL】042-321-0002
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。