マリの食事はカレーのように、ご飯に各種ソースをかけて右手で頂きます。


大概が大家族のマリでは男の人／女の人／子供達に別れて、洗面器の様な大皿を囲んでみんなで仲良く頂きます。お客さんはその家のご主人のグループに招かれ、小さな子はお母さん、おばあちゃんと一緒に。


３歳ぐらいからは大きな子に混ざって大きな子に負けじとバクバクと。大きな子が小さな子の面倒を見るのが、ごく自然なアフリカ:マリです。


これはSegou：セグーで頂いた川魚の一皿
セグーはニージェール川沿いの街なので川魚が新鮮で豊富。マルシェで朝買ったお魚を揚げ廻りにはロコ：プランテーンを揚げたのも（＝バナナに似ていますが甘くなく、野菜の様に使う）。その下には野菜不足の私にサラダを敷き詰めてくれました。久しぶりの生野菜が美味しかったのを覚えています。


これは又風変わりにソンライ族の一皿。緑のハーブとカリテバター（＝シェアバター）のソースです。殺菌効果、保湿効果、炎症を押さえる効果などが、そのハーブやバターには含まれていて大変健康的。ただ独特のバターの香りとハープの渋み？に馴染めない人も多いでしょう。ところが久しぶりに頂くと昔作ってくれた友人や家族を思い出し何とも懐かしい。ご飯が運ぶノスタルジィ＝郷愁？？？＝食いしん坊？？？

国際文化学園　企画室(PARIS France)