５月も余すところあと2日。日々の最高気温が軒並み30℃に迫り、湿気を帯びた空気が肌にまとわりつき始めた東京。いよいよ“梅雨”到来の季節に差し掛かりつつあるようであります。

　モンスーン・アジアの最東端に位置するワタクシたちのニッポン。モンスーン（季節風＝梅雨）のもたらす豊富な“水”が、それに伴う災害などがあるにせよ“豊かな社会”を築く礎になったというのは、紛れもない事実と思うところでありまして、本来は“感謝”すべきものなのでありましょうが、ひたひたと迫る“梅雨”の足音に戦慄する困ったワタクシであります。

　さてそんな過日、国際文化に限ったハナシではないのでありましょうが、いよいよ2年生（120期）が“就活”のハイシーズンを迎えておりまして、渋谷校と国分寺校とで本年度1回目となった『就職説明会』を開催いたしました。

　この『就職説明会』、過去ログに幾度となくご紹介させていただいているとおり、“夏”を目前に控えたこの時期に、渋谷校・国分寺校それぞれ2回ずつ開催するものでありまして、都度100社を超えるサロン様（理容、美容、エステ、ネイル、ブライダルサロンなど）をそれぞれの校舎にお呼びして、個別に学生への“会社説明”をしていただくものなのであります。

　すでに意中のサロンのある学生が、新たに意中になかったサロンの担当者と実際に“対面”して話してみたことで、予想外の“情報”が得られたというケースもよくあるハナシで、この『就職説明会』を機に志望するサロンを変更したという学生も少なからず出現するようなのであります。

　もちろん、SNSやマスコミ、人伝えといった他人を媒介しての“情報”というものも、一概にその信憑性を疑うものではありませんが、“人と人”とが実際に対面して交換される“情報”というものも、それはそれで“けっこう重要なもの”ではないかしらん、とつくづく考えるワタクシであります。