5月に入りGW（ゴールデンウィーク）も明け、いよいよ世の中的にも2014年度が“本格始動”した感があります。国際文化も世に倣いというわけでもないのでありましょうが、様々な“活動”が“本格化”してまいったようであります。

　先日、本年度に開催される『オープンキャンパス』の先陣を切り、本年度初の『体験入学会』が渋谷と国分寺両校で開催されました。このイベント、渋谷校と国分寺校で、ほぼ同じ内容のものが同時開催されるもので、必然的に様子をパチリしに伺うのが片一方の校舎となってしまうのでありまして、その回の“パチリ”は渋谷校と相成りました（交互にパチリしていきますヨ）。

　で、その『体験入学会』を見ていて、若い人同士（体験参加者とホスト役の学生）というのは、たとえそれが“初対面”であったとしても、すぐに打ち解け合ってしまうものだなぁ、と感心しきりになった次第。

　SNS(Social Networking Service)を介したコミュニケーションに、幼少の頃から慣れ親しんだ現代の若年世代。“手紙”という情報伝達手段の衰退に伴い、文章作成能力の“退化”が叫ばれて久しかったなか、文字情報が介在するSNSの普及によって“退化”が下げ止まったといわれ、SNS普及の好影響を受け取った“世代”でありました。一方で、その反動というわけでもないのでありましょうが、人と対面してのコミュニケーション能力に“疑問符”がつきだした“世代”でもあるようであります。

　そんな“世代”であるハズの彼・彼女らなのでありますが、『体験入学会』では“初対面”なのに、実にスムーズにコミュニケートしている。これも“環境順応力”に長けた“若者の能力”の一端なのでありましょうか。