9月20日（水）、本学園荘司礼子校長は、東京都立小平高校に招かれ、同校に短期留学中のマッカイ・ノーザン・ビーチズ・ステート・ハイスクール（オーストラリア）の高校生らを対象とした「やさしい十二単講座」を行いました。
小平高校は英語教育に定評があり、国際交流にも大変熱心な高校です。今回参加したオーストラリアの高校生14名も、また、サポートする日本の高校生も、日本の伝統文化を通しての交流に大変関心の高い生徒さんばかりでした。
荘司校長のお服上げを、小平高校２年の富田有紀さんが、巧みな英語でわかりやすく説明しながら進行しましたが、一枚一枚衣が重ねられるにつれて、会場から感嘆の声があがりました。
また、振袖や袴を留学生に着てもらうコーナーもあり、はじめての体験にみんな大喜びでした。
それにしても、富田さんの英語力はすばらしく、どんな難しい専門用語もかみくだいて英訳してくれました。事前に十二単のことをよく勉強してくれていたのだと思います。
伝統文化というと、若い人たちには縁のない世界のように思っていましたが、むしろ若い人たちこそ純粋な感覚で受け止めてくれるのかもしれません。