先週、『THE BARBER』代表のヒロ・マツダ先生を講師にお迎えした“メンズカット講習”が、理容科2年生（128期）を対象に行われておりました。

　氏は『現代の名工』にも選出され、『THE BARBER』を立ち上げて昨今の“バーバーブーム”の“魁”（さきがけ）となった存在。そんな“名工”の手ほどきということで、学生も真剣そのものの表情で授業に取り組んでおりました。

　この授業、聞けば3回コースの初回ということで、卒業を3週間後に控えたタイミングで“新たな授業”に対峙する学生の姿勢を見るにつけ、“技術屋”は生涯“技術屋”で、こと“技術の探求”には“時期”とか“タイミング”とか、そういった余計な心配は無用なのだと、むしろ“爽やかな潔さ”に浸るとともに、HONDA創業者“本田宗一郎”に思いを馳せたワタクシでありました。