先日、国分寺校のとある教室を覗くと“ウィッグコラージュ”作品が並んでおりました。

　この“ウィッグコラージュ”、カットの授業などで使いきった“カットウィッグ”を用い、自分の“思うがまま”に“コラージュ”していくもので、『美学』担当の青野先生考案。

　紙、布、金属、ゴムにプラスチック、ありとあらゆる素材をキャンバスに貼り付けたり、切り刻んで再構成したりするなど、1910年代にパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックらによって始められたとされる“コラージュ”という技法（当初は絵画技法だったものが造形技法として発展）を、“カットウィッグ”に落とし込んで表現する“ウィッグコラージュ”。

　まさに学生ひとり１人の“思考”が“カタチ”になったようなもので、思考が１人ひとり違うのと同様に、作品も個性が際立つ“キワモノ”揃い。“闇”を抱えたものや“ノーテンキ”なもの、さらには“ハイクオリティー”なものなど“創作”に対する本気度もまちまちで“オモシロ作品”が目白押し。

　全てはご紹介しきれませんが、是非、学生の“ココロノナカ”を覗いて下さいまし。