本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校／国分寺校）に本拠を置く『衣紋道』東京道場（荘司礼子代表＝本学校長）では、“衣紋”（装束の着装術）の会得に日々励む一方、“有職故実”（宮廷や武家の習俗）の学習に努めているようでありますが、時節の節目ふしめで“節句”などのイベントも催し、広く参加された皆さまと共に“古来の習俗”への理解を深めているようであります。

　このほど、5月に迎えた“端午の節句”に因んだ催しを『国際有職故実学会』より仙石宗久会頭を講師にお招きして開催いたしました。

　GW明けの5月7日（火）に催された『端午の節句』と題したイベントでは、会場に“大鎧”（おおよろい）や“着籠”（きごみ）と呼ばれる鎖（くさり）を仕込んだ頭巾や帷子（かたびら）、脛当てなどが一体となった装束が展示され、仙石先生より装束についての解説のほか、“端午の節句”にまつわる“四方山話”が語られました。

　聴講いただいた皆さんからは、忌憚のない質問などが飛び交い、“戦国の世”の話しではありましたが、和やかな時間が流れ、最後は東京道場／荘司代表の挨拶にて終幕いたしました。