近年、稀にみる“理容ブーム”なのだとか。メンズ系のファッション誌がこぞって“BARBER”を特集し、“ちょいワル”なオヤジたちが鳴りを潜めた後の“注目株”として、というかその“ちょいワル”たちが“散髪”するに相応しい“場”としての、一連の流れの中での“BARBERブーム”ということなのでありましょう。

　そうした世の中の“BARBERブーム”を反映するかのような“現象”が本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)でも見られるのでありまして、9月21日（土）に渋谷校で開催した『理容体験入学会』にも、例年にない多くの参加者の皆さんが詰めかけて、大変な賑わいを見せておりました。

　午後1時にスタートした同会は、まずその“流行り”の先端を行くサロンが映像で紹介されて“理容の魅力”がアピールされた後、“理容”と“美容”の違いが説明されて更なる“理容の魅力”や理容に寄せる“社会的ニーズ”があぶり出され、参加された皆さんの大きく頷く様子が印象的なプログラムとなりました。

　続く“体験コーナー”でも会場は多くの参加者で埋め尽くされ、“シェービング”や“カット”“ワインディング”に、実に楽しげに親しんでいるようでありました。また、“理容科”で展開される主だった“授業”の技術も紹介展示され、参加された皆さんが熱心に見入っている様子が見られました。

　今回の“理容体験”に、昨今の“BARBERブーム”が単なる一過性の“ブーム”では終わらないような“熱”を感じたワタクシでありました。