本日も昨日に引き続き“土偶”のオハナシ。

　昨日、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）に本拠を置く『美容考古学研究所』が“活動報告会”を開いた旨の報告をいたしましたが、その会場に“土偶レプリカ”（複製品）がチラホラ展示してありました。

　その“レプリカ土偶”、同研究所所有のものもあったのですが、多くは“貸し出し”ていただいたもの。“ホンモノ”は博物館が所蔵しているので、“貸し出し”は余程のことがないかぎり現実的に不可能。ましてや“国宝”ともなれば“何をか言わんや”。

　ということで、同研究所に“レプリカ土偶”をお貸しいただいたお方が、千葉市在住の田野紀代子さん。氏は“レプリカ土偶”の蒐集家ではなく、ご自分で作成する“土偶作家”。しかも、全て“ホンモノ”をご自身の目で見てからでないと“作成”に取り掛からないという熱の入れよう。そして、とうとう作成熱が高じて“ミニ博物館”『土偶ZANMAI』を開設するほどに“土偶愛”を募らせているお方なのであります。

　過日、件（くだん）の“報告会”に展示する“土偶”を借り受けるお手伝いに『土偶ZANMAI』さんを訪ねましたのでパチリ。展示されていた“土偶”に、“質・量”ともに“レプリカ”とはいえ圧倒されましたので、ご紹介と相成りましてございまする。これだけの“土偶”展示、他にはちょっとないかもしれません。