- 20.02.18
髪を切る前に
過日、テレビを点けたら黒澤 明 監督の『七人の侍』が放映されていた。幾度となく観ている映画だったので、特に観るでもなく何とはなしに点けたままにして別の用をしているうち、いつの間にか引き込まれた。結局最後まで観てしまい、せっかくの休日が終わった…。だが、悔しいけど『七人の侍』は理屈抜きにオモシロイ。
この映画、ある寒村を舞台に、その村を野武士集団の襲撃から守るために無賃金で雇われた浪人(七人の侍)の奮闘を描いたもので、戦力で劣る者が勝つための作戦やら準備やらを駆使して戦いに挑む姿が印象的な物語となっている。
まぁ、映画は娯楽なので、そこから何かを学ぶ必要など無いのかもしれないが、ワタクシ、この映画を観て準備の大切さに思いが至った次第。
考えてみれば、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)に通う学生は、皆、理美容師になるための準備をしているわけで、その準備に2年間を費やしているという寸法か。
2月10日(月)、渋谷校の1年生(132期)に向けて行われた『Of HAIR』の『特別授業』は、まさにその準備色の濃い内容で、まず髪を切る前の準備として「髪が動くのは何故か」「髪が綺麗に見えたり見えなかったりするのは何故か」「ヘアスタイルが似合ったり似合わなかったりするのは何故か」といった内容を、理論と実技を交え、1時間目、2時間目という具合に時間割りに区切って、時にアカデミックに時にユニークに解説。理美容師になる前の心構え然とした授業を展開したのでありました。
映画『七人の侍』は、野武士との合戦後に志村喬演じる勘兵衛の「また生き延びてしまったな」という台詞があってエンディングを迎えるのでありますが、本学の学生も、しっかり準備をして、理美容の世界で永く生き延びて欲しいものであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。