昨日3月11日（木）、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では、『春季卒業式』を執り行い、132期生がコロナ禍荒れ狂う大海原へと漕ぎ出して行きました。

　本学ではこのコロナ禍を鑑み、式典は来賓のお招きを取りやめて教職員と卒業生およびそのご家族のみで挙行。会場は『LINE CUBE SHIBUYA』(渋谷公会堂)。午前に渋谷校、午後に国分寺校というダブルヘッダーで行われ、卒業生は一席飛びの着席でソーシャルディスタンスを踏まえた式典でありました。

　感染対策から、全員での国歌斉唱や校歌斉唱、それにほたるの光の合唱はなかったものの、クラス担任から一人ひとり名前が読み上げられると「はい」と返事して起立する卒業生を見るにつけ、気の引き締まる思いが沸き起こり、式典という人生の節目の意義に思いが至った次第。

　卒業生は、荘司校長に「人はひとりでは何もできません。是非、人に可愛がってもらえる人になってください」と、平野理事長に「人に可愛がってもらうには、陰日向なく一所懸命に働いてください。人は必ずその姿を見て評価してくれます」と訓辞されておりました。

　この132期生、2年に進級した時点からコロナ禍の影響を受けて、ほぼ学校イベントは中止。その悔しさを反動に、これからの苦難をぶっとばして欲しいものであります。