先日、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では『理容体験入学会』を開催しておりましたので、渋谷校の様子をパチリ。

　東京都は『緊急事態宣言』下であるため、充分なソーシャルディスタンスを保ちつつ刈り上げにシェービングといった技術体験に加え、近所に立地する『THE BARBER』や『理美容甲子園』の東京都代表を目指して練習に励む学生を見学するなど、参加したみなさんはこってり濃厚な時間を過ごしたようでありました。

　ところで、このところちょっとした異変を感じているのはワタクシだけではないハズ。

　どんな異変かというと、そう、女子が多いのだ。理容体験に参加する皆さんの女子率がこれまでに比べ異様に高いのだ。

　かつて、女子＝美容、男子＝理容という不文律というか棲み分けみたいなものが確かに存在していた。それはお客さんの男女比に留まらず、技術者の比率にしても美容は女性が多く理容は男性が多かった。特に理容は男女比の差が歴然だった。

　ところが、今回の『理容体験』をとってみても、これまでになく女子の参加者が多く、まるで通常の『体験入学会』と見紛（まが）うばかり。

　時代は変わる。

　もう、参加者の男女比で理容体験かどうか推測できる時代は終わったのだ。

　不意にボブ・ディランの歌う「♪For the times they are a-changin’~」(時代は変わるんだ)のフレーズが頭に谺(こだま)し、それはまさにジェンダーレス時代の幕開けを高らかに告げる歌に聞こえたワタクシでありました。