- 21.06.25
一生に一度?
先日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)渋谷校で行われた2年生(134期)を対象とした『花嫁撮影会』の様子を紹介しましたが、今週初めに今度は国分寺校で『花嫁撮影会』が行われました。
もちろん、2年生全員男女を問わず文金高島田に結い上げた鬘(かつら)を着けた振袖花嫁姿のお仕度でありました。
で、ワタクシ、毎年この様子をパチリしているので麻痺していたのかもしれませんが、よくよく考えてみればこれは学生にとって相当に貴重な体験と思った次第。男子が花嫁姿になるというのももちろんですが、振袖花嫁自体が今や貴重で、最近はどうも婚礼仕度ではウエディングドレス×打掛花嫁というパターンが主流らしい。
かつて、打掛花嫁は武家のおひいさま(お姫様)の婚礼仕度で、庶民は振袖姿での嫁入りが一般的だったのだそう。それが武士の世が終わり、武家の名残だった財閥も解体され、表面上は階級のない平等で自由な世の中になると、かつての武家=財閥=お金持ちへの憧れか武家を真似た打掛姿での婚礼が増え、振袖花嫁が減少した。
加えて西洋文化への憧憬が根強いということか、ウエディングドレスでの挙式が振袖どころか和装での挙式をも凌駕し、ますます振袖花嫁は希少種(笑)になってしまったというオチか。仮に振袖を着たとしても、ヘアは文金高島田ではなく洋髪というのがもっぱらのようだ。
追い討ちをかけるように、今般のコロナ禍で挙式自体が取り止めになっているといったハナシもチラホラ…。
というわけで、男子はもちろんのこと、女子すらも文金高島田の振袖花嫁姿になるのは一生に一度かもしれないというオハナシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。