今年もはや夏至を過ぎ、実感はないが徐々に昼が短くなり始めた24日（木）、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）に本拠を置く『平安装束 東京道場』（荘司礼子 会長/本学校長）が、コロナ禍のために月1ペースで行なっている少人数制の装束イベントを開催しました。

　イベント名は『夏の装束お服上げ』ということで、以前、同道場のイベントで『居合』（抜刀術）をご披露いただいた『居合兵法阿字会』主宰-吉田典昭さんに再登場いただき、今回は居合演武なしで『直衣』（のうし＝束帯から発生した公家の平服）のお服上げモデル（お方様）をお務めいただきました。

　人数限定、少人数のお客さまを前に展示された『直衣』（のうし）のお服上げは、前衣紋者を同道場の富澤教授、後ろ衣紋者を永冨教授が務め、佐藤教授のいつにない微に入り細に入る解説で奥義をオープンにしている感ありありの展開に、ずいぶんと気前がいいものだと感心した次第。

　でも、きっと奥義はまだまだ深いところにあり、これは入門しないことには伝授されないに違いないと思い直し、何故かホッとしたワタクシでありました。