- 21.07.05
オールウェーブ
梅雨の末期、毎年全国のどこかで線状降水帯が発生し、甚大な被害がもたらされておりますが、また今年も熱海を中心とした伊豆地方に激甚災害が発生してしまいました。
被害に遭われた皆様に、慎んでお見舞い申し上げます。
ところで、『美容師資格試験』の試験課目が話題になっている模様。
先月、自民党の有志グループにより美容国家試験について「時代に合っていない試験課目がある」として、河野行政改革担当大臣に対し『即戦力となる実戦的教育の必要性などをまとめた提言』が提出された。
これを受け、河野行革担当大臣は今後、美容師免許を所管する厚生労働省と協議し、検討を進めるとしているという報道があった。
ちなみに美容国家試験の実技課題は2課題あり、第1課題がヘアカッティングで、第2課題はワインディングとオールウェーブセッティングのうちのどちらか一方がその年度により出題されてきた。
このうち、誰が云ったかオールウェーブセッティングが時代に合ってない試験課目として槍玉に上がり、SNSを中心にケンケンゴウゴウさまざまな意見が飛び交ったのだそうだ。
これを受けたか、フジテレビの情報ニュース番組『イット!』がこの話題に注目。取材クルーが本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)渋谷校を訪れ、オールウェーブセッティングの授業に臨む2年生(134期)の様子と学生の声を取材。その日のうちの夕刻にはその様子がオンエアされたようでありました。
録画された番組を拝見したところ、同番組が独自に現役美容師さんに行ったアンケートでは、35%の美容師さんがオールウェーブセッティングの技術を現在使っていないという結果が得られたそうで、この数字から逆に65%の美容師さんが使っているもしくはわからないと答えたと推測でき、ワタクシ個人的にはけっこう多くの美容師さんがオールウェーブの技術をサロンワークで役立てているのだなぁ…と感じた次第。
これは一例に過ぎませんが、こうしたさまざまな数字を踏まえ、河野行革担当大臣と厚労省はどんな答えを導き出すものか、静かに見守りたいものであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。