- 21.11.08
ボーダーレスの波
ジェンダーレスの風潮をはじめとして、これまでの世の中を動かしてきた線引きというか区分けというか、役割分担みたいなものが曖昧になってきている今の社会。
いわゆる、このボーダーレスな世の中にあって、線引きの最たるもののような資格制度の枠組みはどうなっていくのだろうか。理容師・美容師という国家資格を取得させるための学校である本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)としては大いに気になるところだ。
そうはいっても、いくら社会の枠組みがボーダーレスになるとはいえ、さすがに国家資格クラスの資格制度は当分揺るがないのだろうとは思う、いや、思いたい。
そんな理容師と美容師の国家資格だが、かねてよりこの2つの資格を同一のものにしてしまった方が良い、という意見が根強くあった。でも一緒にならず別々のままなのは、きっといろいろな理由があるに違いないが、現実には理容室のユニセックスサロン(男女区別のないサロン)ができたり、美容室のメンズグルーミングサロンができたりと、理美容界にも法律の範囲内でジェンダーレスの波が打ち寄せている。
そんな世の中の動きを見越してか、自身も理容と美容のダブルライセンスを持ち、ジェンダーレスなサロン展開を率先して推し進めてきた『KINOSHITA』の木下裕章 代表を招いての『特別授業』が行われ、氏の技術や考え方が学生に伝授されておりました。
理美容業界で、サロンのジェンダーレス化を先頭に立って推進してきたのが業界随一の老舗サロン(創業127年)と云われる『KINOSHITA』さんだということに、業界の未来を見た思いのするワタクシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。