オミクロン株の出現とその世界的な感染拡大の兆しから、かねてより懸念のあったコロナ第6波の流行が、ここ日本でも現実味を帯び始めた昨今。クリスマスや年末年始を控え人の動きが気になるところ。

　コロナの感染拡大に歯止めが掛かり、経済活動も活発化されつつあった日本社会にあって本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の催す『オープンキャンパス』も多くの皆さんを集めて盛況でありましたが、今後も更なる感染予防策の強化が必要となるのでありましょう。

　ところで、そのコロナ感染の小康状態が続いていた11月の第一土曜日（現在でも小康状態は続いていますよ）、本学では『トライアルレッスン』が開講されておりました。

　『トライアルレッスン』とは、もう耳にタコかもしれませんが『体験入学会』を一歩進めたような企画で、技術体験に留まらず授業体験してしまおう、というもの。

　この日、渋谷校では『ヘアカット』に『メイクアップ』の実技実習、それに『フォトシューティング』のデモンストレーションが行われるというのでパチリ。

　それにしても、ヘアカットはウィッグが相手だから良いのだけれど、メイクはさすがに感染リスクが高いので人相手にはできず、プリントへのぬり絵状態でのレッスンで、教える側も教わる側もさぞや勝手が違うのだろうなぁ…と思った次第。

　また、『フォトシューティング』のデモンストレーションでは、さまざまな撮影効果の実際が実演され、コンピューター上で作画するのではないアナログテクニックでの画像づくりに新鮮なオドロキがあったものか、舞台上で展開するフォトシューティングを食い入るように見つめていた様子が印象的でありました。

　いずれにせよ、こうしたイベント、このコロナ禍では参加する側も迎える側も熱量の伝わりにくい距離感でのコミュニケーションに終始している模様で、一刻も早く『COVID-19』が現在のインフルエンザ群に吸収され、誰も恐怖を抱かない存在になることを切に願うワタクシであります。