- 22.07.28
変化する理美容学校
学校というのはベーシックなものを学生に提供する一方、新たな技術もしくは流行りのものも取り入れて学生に提供していかなくてはならない。
だから、常に世の中の動向に眼を光らせ、新たなトレンドを取り入れなければならない。これはいわば教育機関の宿命だ。まぁ教育機関に限らずどこでもそうなのだろうが…。
最近のトレンド…というと、色々あろうが理美容業界でいえばライト脱毛ということになるのかもしれない。
レーザーを使った脱毛は医療行為となるため、施術するには医師免許が必要になるが、レーザーを使わないライト脱毛は医療行為には当たらないということで、施術には法的規制が及ばないのだそうだ。
とはいえ、施術に関して何の知識も技術も持たない者が野放図に施術を行うのは消費者とのトラブルを招くのが必至。そうなってしまうと、ゆくゆくは業界の悪評につながりかねない。ということで、特にエステティック業界では、教育プログラムや認定制度を確立して自主規制に乗り出してきたのだそうだ。転ばぬ先の杖ということだ。
2015年には『特定非営利活動法人 日本エステティック機構』という組織が『美容ライト脱毛実施サロン』の認証を開始するなど、業界全体の取り組みが功を奏し、健全なカタチでの美容ライト脱毛の普及が叶えられたのだそうだ。
そうした波が理容界にも伝播。現在、男性客のライト脱毛希望者が増加し、理容サロンの新メニューとしてトレンド入りするに至ったということらしい。
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)では、こうした情報を取り入れ、まずは理容科の教員が「メンズライト脱毛とはなんぞや」というところからお勉強。
過日、エステティック業界と歩調を合わせて美容ライト脱毛の普及と知識・技術の啓蒙活動を展開し、自らエステティック学校を運営する美容商社 株式会社滝川さんより講師をお招きして講習会を開講。まずはライト脱毛に関する知識の講義があった後、実際に脱毛を体験するなど、1時間半の講習を受けておりました。
消費者ニーズに合わせて変化する理美容業界。そのまた影響を受けて変化する理美容学校なのであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。