- 22.08.01
暗中模索
「♪夏が来〜れば思い出す〜」のは、遥かな尾瀬。昭和世代の御仁は、きっと小学生の頃に音楽の授業で歌ったに違いない。
一方で、夏が来て思い出すのは尾瀬よりも夏の甲子園だと野球ファンは嘯(うそぶ)くのかもしれない。そう、もうすぐ夏の甲子園が始まる。
ところで、我が理美容界にも甲子園大会がある。その名も『理美容甲子園』という。でも、これは俗称だ。正式名称を『全国理容美容学生技術大会』という。もちろん野球競技部門があるわけじゃないし、甲子園球場で大会を開催するわけじゃない。なのに何故『甲子園』を謳うのだろう。それはたぶん戦いの熱量が甲子園を謳うに相応しいからに違いない。
若い人たちが持てる技術を存分に発揮して競い合う。これを甲子園に例えずして何に例えよう。やはり甲子園以外の形容は思いつくまい。
それはさておき、過日、その『理美容甲子園』の東京予選大会が開かれた。本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)からも多くの学生が出場し、全国大会へ向けた東京代表の座をかけて他校の学生とともに切磋琢磨しました。
時に、こうした大きなイベント、このコロナ禍のために、ここ2、3年は悉(ことごと)く中止を余儀なくされており、学生は大会に臨むモチベーションの上げ方とか、上げる時期とタイミングといったものを、これまでは先輩たちの姿から何とはなしに汲み取って、それを自分に当て嵌めていたようだが、その見習うべき先輩たちの大会は中止となっていたために参考例が提示されないまま本番に突入。きっと暗中模索でやってきたに違いない。
それは本学に限らず、他校さんも同じだったハズで、交流のある先生同士のハナシでは、どちらの学校さんも学生のモチベーションの上げ方に苦労されたご様子。
そんな手探りだった学生たちの姿をパチリするにつけ、でも不思議なことに、会場の雰囲気は例年とあまり変わらないんだよなぁ…と独りごちるワタクシでありました。
尚、競技大会の結果はこのHP内『コンテスト入賞歴』をご覧くださいませませ。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。