- 22.08.05
いざ、推理の旅へ
「ドラえもん」に「サル」に「ケルトの三脚巴」。
何の脈絡もない三つのシンボリックな像が、緑の中に立っている。
この三つの像、ホントに何の関連性もないのだろうか。否、関連性はある。この像、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)で『文化論』を担当する鉄の芸術家こと青野正さんが、『縄文』にインスパイアされて作製した作品なのだ。
そう思うと、なるほど『ドラえもん』も『サル』も『ケルトの三脚巴』も、『土偶』に見られるモチーフだということに気づく。
そうなると、『サル』はともかく、『ドラえもん』と『土偶』、『ケルトの三脚巴』と『土偶』の類似性が気になるところだ。
『ドラえもん』はネコがモチーフなのだろうから、縄文時代にもきっと山猫の子猫なんかを拾って連れ帰り、餌付けして家猫にしたりしたんだろうことが伺えるので疑問は解決。で、残るは『ケルトの三脚巴』。これなんかは食糧にしていたワラビとかゼンマイがモチーフなんだろうなぁ…と勝手に推理するが、いかがなものだろうか。
イヤハヤ、こうした「何故」にいろんな推理を重ねるのは楽しいものだ。
きっと作者の青野氏もニヤニヤしながら創作したに違いない。否、氏の作品はユーモラスなものが多いから、この作品に限らず、他の創作の際にもニヤニヤしているのかもしれないが…。
まぁ、そんなことはさておき、只今、千葉県は船橋市の『飛ノ台史跡公園博物館』で、『第21回 縄文コンテンポラリー展 in ふなばし』サブタイトル『とびはくのトビラ 〜縄文と出会う〜』展が開催されていて、そのなかで数名の作家が縄文に触発された作品を展示。青野氏も数点の作品を出展していて、冒頭に紹介した作品もその一つ、否、三つ。
会期は長く8月28日(日)まで開催しているということなので、この夏、この作品展で「何故」を探し、推理の旅へのトビラを開けてみてはいかがだろうか。
Information
『第21回 縄文コンテンポラリー in ふなばし』
『とびはくのトビラ』〜縄文と出会う〜
会期 : 7月17日(日)〜 8月28日(日)
9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)※最終日15:00まで
月曜休館 8/12(金)休館
会場 : 飛ノ台史跡公園博物館
千葉県船橋市海神4-27-2 tel : 047-495-1325
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。