- 23.04.04
特殊性を再認識
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)に本拠を置く『平安装束東京道場』(荘司礼子 所長/本学校長)では、日頃から日本の伝統装束にまつわる着装方法やその技法の伝承、加えて装束文化の継承に努めるべく研鑽に励む一方、広く啓蒙活動にも力を注いでいる。
特に、次世代を担う若者への活動は熱心で、本学の学生はいうに及ばず、小・中・高校生への衣紋展示にも余念がなく、『やさしい十二単講座』と題した学生向けのプログラムを展開している次第。
先日、『東京都立小平高校』さまよりお声が掛かり、1年生280名に『十二単』(じゅうにひとえ)の衣紋展示と『束帯』(そくたい)の装束展示を行う機会があった。
「一生に一度の機会になるかもしれないので…」との高校の先生の注意喚起から始まった衣紋展示。
この活動に携わるワタクシたちにとって、『十二単』は常日頃眼にする日常的なものになっているかもしれないが、考えてみれば『十二単』の衣紋(えもん=きつけ)はそうそう見れるものではなく、かなり貴重なものに違いない。
『十二単』の衣が一枚一枚重ねられていくさまを神妙に見守る高校生を目の当たりにし、『十二単』という装束の特殊性を再認識したワタクシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。