- 23.06.02
明日に架ける橋
民族対立に宗教対立、それに国家対立など、世界は対立で満ちている。
対立はさらに助長されて弾圧や侵攻、紛争に拡大され、多くの人々が命を落としたり傷を負ったりしている。
世の中になかなか平和は訪れない。
お互いに相手を認め合い、自分の利益のみを求めなければ対立は起こらないものを、それが難しいのだろう。
欲を捨て去るのはなかなか難しいが、周りへの理解を深めることで、多少、欲望にブレーキは掛かるに違いない。
その理解を深め合うのに最も手っ取り早いのが、交流だということに異論はなかろう。ただ、お互いの文化やら歴史やらを理解するのは大切だが、いきなりそこを理解するのは難しいし、時間もかかる。まずは膝を突き合わせて、何でもいいから共同作業をしてみることが肝要ではなかろうか。そうした交流を通じて、追っかけ相手の文化やら歴史やらを学べばいい。まずは交流ありきでいいのではないか。
そんな平和への第一歩と考えられる交流の場を積極的に企画し、交流の架け橋となっているのが、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)も学生のシザース(ハサミ)を調達したり、研磨などでお世話になっている(株)ヒカリさん。
同社は、プロ用シザースのトップブランドで愛用者は世界に広がる。そんな企業としての強みを生かし、海外の理美容師さんを日本に招いた技術講習会などを頻繁に開講している。
講習会は10名単位のものから100名単位のものまでさまざまのようだが、都度、本学では理美容設備が数量的に充実している理美容学校の特性から、会場を提供。
恐らく、講習会に参加する理美容師さんたちのツアーには観光も組まれているハズで、コロナが明けて外国人旅行者のインバウンド景気を目論む政府の方針とも合致し、かつ文化交流の架け橋ともなるこの事業を、本学としても応援している次第。
♪Like a bridge over troubled water. I will lay me down.
荒れ狂う川に架ける橋のように、僕は身を横たえて君の橋になろう(意訳)。
サイモン&ガーファンクルの唄う『明日に架ける橋』を、ヒカリさんに贈りたいワタクシであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。