理美容師という仕事は裏方だ。決して表舞台に立つ仕事ではない。

　本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の校是でもある『つくす心』をもってお客様に美やリラックスという名の幸せを提供する、いわば社会貢献型の仕事だ。まぁどの仕事だって、とどのつまりは社会貢献をしているわけではあるが…。

　だから、講習会の講師など普段から大勢（ジャイアンツのピッチャーではない）の前で技術展示みたいなことをしていないかぎり、多くの人様の前で技術を披露する機会などそうあろうハズもない。

　果たしてそういう機会、つまり人前で技術を披露する機会が訪れたとしたら、理美容師さんはいったいどう思うのだろうか。それも母校に錦を飾る凱旋というカタチで訪れたとしたら…。

　先日開催された『特別体験入学会』は、活躍する卒業生による技術展示とインタビューが組み込まれたイベントで、渋谷校も国分寺校も新人・中堅・店長クラスと、渋・国併せて6様の卒業生がステージに立ってパフォーマンスを披露し、集まった参加者のみなさんに進むべき道のそれぞれの方向を示しておりました。

　さて、母校への凱旋を果たした卒業生ら。普段、裏方として働く彼女らの胸に去来したものは何だったのでありましょうか。