1990年代、個性的な人材を確保して多様性に富んだ集団形成を目指してか、一芸に秀でた人材や限られた科目で突出した成績を有する人材などを選抜する『AO入試』という入試方法がアメリカより導入された。

　ほどなく、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）もご多分に漏れず『AO入試』を導入。多くの個性あふれる人材を確保、輩出してきた。

　世の中に『AO入試』が広まって30年。2021年にはそれまでの名称を変更して『AO入試』は『総合型選抜』へと名前も新たに再出発が図られた。入試内容も受験生の過去の成績にこだわらないという点は残しつつもそれぞれの教育機関で新たな評価基準を設けるなど、新しいカタチが模索され続けている。

　本学の『総合型選抜』（旧AO入試）の特徴は、何といっても『プレゼンテーション』。

　出された課題（試験前に発表）を3分間でプレゼンするというもので、『対話重視型』の選抜方法といえ、将来接客業に就く彼らのコミュニケーション能力を見定めさせていただくというもの。

　本年（2023年）も6月より月一のペースで行われている『総合型選抜』。3分に夢を託す受験生であります。