盛夏の頃を過ぎ、少しだけ秋の気配が感じられるようになったとはいえ厳しすぎる残暑のなか、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）に1年半通ってきていた『美容修得者課程』22期生が卒業を迎えた。

　彼らは既に美容師免許を持ち、或いは美容師免許取得を目指しつつ『理容師免許』取得を目指した面々で、先日『理容師国家試験』を終えたばかり。未だ合否結果は公表されていないものの、これから理容師・美容師2つの免許を持って世のため人のために精進していこうという人たち。

　訓辞に立った本学・荘司礼子 理事長（校長兼任）は

「皆さん働きながらよく頑張りました。理容の技術というものは、まわりの環境や機械が変わっても本質は決して変わらないものです。新たに修得された理容の技術を携えて、ますますご活躍されることを願っています」と述べて、前途を祝福しました。

　また、感謝のことばを述べた井木絢香さんは、

「昼間の学校に通いながらの通学や、仕事と学業の両立は想像以上の厳しさで、周りの方々の支えなしに成し遂げることは難しく、感謝しかありません。今後はそのご恩に報いるためにもつくす心を胸に邁進してまいります」と抱負を語りました。

　大規模災害に政情不安と、暗いニュースばかりが目立つ昨今。卒業に見せた彼らの笑顔に一筋の光明を見た思いのするワタクシであります。