- 23.11.24
抗ってます
マナーやエチケットといったものは、時と場所によってさまざまに変わるもので、もちろん国・民族・宗教によっても大きく異なる、というのはご周知のところ。
一般に、マナーは社会や大きな集団のなかでの規範(ルール)、エチケットはごく個人的な小規模集団でのルールと云われており、厳密にいえば世界共通のマナーやエチケットなどというものはこの世には存在しない、ということになる。ところ変われば品も変わるしマナーも変わるというわけだ。
そんなわけで、我が日本にも独自のマナーがある。ワタクシたちはそれを行儀作法と呼んでいるが、時(時代)が変わればその行儀作法が変化するのも必然。
でもここが問題。どうせ変わってしまうのだからLet it beなすがままキューリがパパ 笑 でいいのか。変わらぬよう抗(あらが)うことによって、変わってしまうにしてもその変わってしまった姿に変化が生じ、古いものと新しいものがいい塩梅(あんばい)に混ざり合うのではないのか。そうやって日本の文化は継承されてきたのではないのか。
究極には大流に流されるままがものごとの真髄なのかもしれないが、流れに抗うこともまた真なのではないか、と思う次第。
てなことで、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)も抗ってます。
日本人の生活様式が洋に変わって100年あまり。和的なものに関心を寄せるのが海外からの旅行客ばかりになってしまった今、本学は日本の装束文化『きもの』の、特に装着技法の継承に心を砕いております。
なかでも、きつけ技術をより深く専門的に学ぶ学生に対しては、きつけのオーソリティでもある本学・荘司礼子 理事長による和室のマナー講座が開講され、全員できものを着て和室でのマナーを学びつつ、茶菓子を楽しみながら一服の茶に興じるという趣向で、日本文化の継承に励んでいるようであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。