- 23.11.29
揺るぎないプライド
人が何かに打ち込む姿は美しい。
ただヒタスラに手元なり何なりに集中し、自身の理想を追い求める。
何故だろう。何故その姿は美しいのだろう。そしてワタクシたちは何故その姿にシンパシーを抱くのだろう。
それは一つに、自分自身の姿を投影した自身の身代わり、いわば代弁者としての姿をそこに見るからではないだろうか。
自身も普段は人知れず仕事に打ち込んでいるが、その姿は決して人に注目されることはないし、もちろんその姿を自分で見ることは叶わない。
だからこそ、そういう多くの人たちは自分の姿を投影できる対象(人)を目の当たりにした時、自分と同じである(ありたい)ということからシンパシーを感じるのではないか。
過日行われた本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の1年生に向けた稀代のヘアカット集団『PEEK A BOO』の『特別授業』は、ステージ上でただヒタスラに髪を切るというだけのもので、同サロンのアートディレクターを務める栗原貴史さん(本学卒業生)を筆頭に本学卒業のスタイリスト数名が繰り広げた独特のステージ。
栗原氏曰く「会場を髪を切る音で満たしたかった」そうで、何というかその自分の仕事に対する揺るぎないプライドに、シンパシーを超えてジェラシーさえ覚えてしまったワタクシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。