卒業生のハナシ。

　先日、2021年3月に本学・渋谷校理容科を卒業し、新潟の『gentleman Barber』に就職した幸保凪音（こうぼ なぎと）さんが、同サロン代表の東城友秋さんを伴って来校してくれた。

　来校の理由は、ずばり戦勝報告。

　幸保さんは、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の発行する『TRAVAIL DE BEAUTE』（トラバイユ ドゥ ボーテ/美容理容のお仕事）という、活躍する卒業生を紹介する広報誌にも掲載している理容界の有望株で、今回の来校も、年に一度理容師日本一を決するという『TOKYO BARBERS TORICOLOR NIGHT』AREA Champion部門での優勝を報告するもの。つまり日本一になった報告というわけ。

　オドロクことに、同コンテスト新人部門の『freshman Battle』2021年大会優勝を皮切りに、翌2022年には『AREA Champion』部門優勝を飾り、今回の優勝を加えると現在土つかずの3連勝中の幸保さん。その活躍ぶりに「大会3連勝した理容師なんて聞いたことない」と、オーナーの東城さんも舌を巻く。

　新潟から応援に駆けつけ、声援で声をガラガラに枯らした東城さん、それに本学での担任だった大澤先生に囲まれて談笑する幸保さん。人は良き指導者に巡りあって成長していくものなのだし、もちろん本人の努力が一番なのだろうが、その巡りあいを引き寄せるものはきっと運に違いないと、人生の機微を思うワタクシでありました。まぁ、その運を引き寄せるのも努力なのだろうが…。

　「努力する才能がある」とオーナーに言わしめる幸保さん、いったいどこまで上り詰めるのやら。

　ところで4連勝を狙うのか聞いたところ、ご本人曰く「今度は別のものにチャレンジしたい」のだとか...。

　※写真背景に印字された企業と同コンテストとのスポンサードはありませんのであしからず。