- 24.05.10
スクラム組んで
理容が人気だ。
契機は『ラグビーワールドカップ2019日本大会』か。
それまでも、じわじわBARBER人気は高まっていたようにも思うが、その大会を機に一変した感がある。ワールドカップ日本代表のメンバーが、ゲーム前に気合い入れのためか、任意の面々で行きつけのBARBERへ赴いて髪を短く刈り込んで試合に臨んだ。そのニュースがメディアを賑わせ、強豪国を撃破したりして代表人気ひいてはラグビー人気に火が点くにつれ、キャラ立ちしたメンバーのカッコ良さやらフォア・ザ・チームやノー・サイドの精神やらに後押しされてか、漁夫の利さながらBARBER人気も上昇したと記憶している(ただの思い過ごしか...)。
以来、アーリーアメリカンなニューヨークスタイルのBARBERや、ウッディーでクラシカルなロンドンスタイルのBARBERが増えて現在に至っているのではないか。
「熱しやすく冷めやすい」といわれるワタクシたち日本人の気質に反して、BARBER人気は未だ衰え知らず。4月に行われた本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の『理容体験入学会』にも多くの皆さんが参加して大変な賑わいを見せていた。
この人気、ホンモノか。
考えてみれば、まったく[新しいもの]がワタクシたちの生活に定着するにはそれなりの時間が必要だろうが、BARBER(床屋さん)自体は元々あったし、生活に密着してきたもの。いってみればこれは[新しいもの]に非ず。その形態は、本質を変えずにスタイルだけを富裕層や若い[消費者ニーズ]に合わせたもの。よって今後大コケして衰退してしまう可能性は、日本に社会主義革命でも起こらないかぎり金時山よりも高尾山よりも何なら鐘撞堂山よりも鋸山よりも低い(北関東の人ゴメンナサイ)、と考えて無理はない。
そういう意味では、この日『理容体験入学会』に参加された皆さんの[選択眼]に曇りはなさそう。みんなで[スクラム組んで]明日の理容界をさらに盛り上げて欲しいものであります。
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