- 24.06.28
SHOW TIME
連日、アメリカから『大谷翔平』の『SHO TIME』を伝えるニュースが届けられている。
ピッチャーとバッター、ベーブ・ルース以来の[二刀流]メジャーリーガーとして話題を独占する彼も、今季は右肘のトミージョン手術によるリハビリのため、バッターに専念している。
それでも、バッターとしての大谷のニュースは引も切らない。
実力もさることながら、過日の[WBC決勝]でのエンゼルス同僚だったトラウト選手とのラストシーンなど、つくづく魅せる選手だ。
でも、彼はスペシャル過ぎるのであまりハナシの比較にならないのだけれど、概ね[技術]の世界では[見栄えのいい技術]と[真に優れた技術]というのは区別されているのではないだろうか。
往々にして、[真に優れた技術]というのは[動き]が洗練されて無駄がなく、スムーズゆえある意味メリハリがない。ちょっと見ただけでは何をしているのか分からなかったりする。[見せるもの]としては玄人(くろうと)好みだ。
一方、[見栄えのいい技術]は少しばかりオーバーアクションながらメリハリがあり、ちょっと見、分かりやすかったりする。要するに[見せること]に主眼が置かれているのだ。それは言い換えれば[SHOW]なのだ。
先日開催された本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の『体験入学会』で披露された[学生と教員のステージ]をパチリするにつけ、[技術者]としてはまだまだ[カケダシ]の学生も、ステージではそれなりにサマになっていて、一緒にステージに立つ教員にも引けを取らない様子に、いったい何処で[見せ方]を覚えたのだろうと不思議に思った次第。
考えてみれば、学生はYouTubeやTikTok、Instagramなど、幼少期から映像表現というものに接しながら育った世代。映像としての[見せ方]が自然に身についているのかもしれないなぁと、妙に納得のワタクシでありました。
果たして、レベチな大谷翔平が繰り広げる『SHO TIME』の場合は[見栄えのいい技術]、[真に優れた技術]、いったいどちらなのでありましょう…。
蓋し、[真に優れた『突き抜けた』技術]は、それだけで[見栄えのいい技術]になるようであります。
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