- 24.08.28
固唾を飲む
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
真夏の長い休みを抜けると2学期であった。
・・・くだらない。どうも長い[夏休み]のせいか、頭の底が白くなったようだ。川端先生、ごめんなさい。
ところで、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)も[夏休み]が明けた。明けたのは先週で、すでに何日か経っている。今週から本格的に授業もスタートし、暑い中、学生がいつものように通ってきている。
学校も、お盆期間は[完全休校]だったものの、他の日は学生は休みだが幾人かの先生がローテーションで出勤して学校を開け、授業以外の学校業務をこなしていたようだ。
そんな中、8月18日(日)に東京都武蔵野市の文化事業として武蔵野市民芸術文化協会と武蔵野市教育委員会の共催にて『令和六年度 秋麗フェスタ』が開催され、[装束・音楽から探る 国風文化の流れ]と題して、十二単の着装展示と雅楽の演奏が繰り広げられた。
もちろん、十二単の着装を披露するのは本学の『衣紋道 東京道場』荘司礼子 会長(本学理事長)率いるメンバーということなのでパチリ。
当初、雅楽演奏を背景に[お服上げ]が展示されるものと勝手に思い込み、勇んで出かけてみたものの、豈図らんや両者の出演は2部と3部に分かれていて、コラボは叶わない様子。ところが、このことが功を奏したものか、今回の[お服上げ]は完全なる無音。背景に流れるBGMもない。
それでも、衣をさばく音くらいは聞こえそうなものだが、会場が広いせいかその音すら聞こえない。観客も多く入っているが咳払いすらない。[お服上げ]をする20分くらいの間、全くの無音なのである。観客の視線が前衣紋者の手元一点に注がれるなか、カメラのシャッター音さえ憚(はばか)れる空間に、シャッター音をオフモードにして撮影したのでありました。
それにしても、[固唾を飲む]という表現がぴったりの[お服上げ]に、無音というのも案外いいものだと[新発見]に心躍らす冒険者の心境にしばし浸ったワタクシでありました。
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