- 24.09.12
勝って兜の緒を...
「勝って兜の緒を締めよ」。
この有名なコトバ、北条氏綱という戦国時代の武将が、嫡男・氏康に遺した遺言状[五箇条の訓戒]の一節なのだとか。
家督を継いだ氏康は、この訓戒をしっかり守って関東一円を治めたのだそうだ、メデタシメデタシ。ちなみに、鎌倉幕府の執権として権力を恣(ほしいまま)にしたあの北条氏とは、同じ北条姓であっても別の一族だそうだ、あしからず(どこかで繋がってるかもしれないけど…)。
で、このコトバ、「戦に勝ったからといって、すぐに兜(かぶと)を脱いでしまうと、残党が残っていて、またどこかから矢が飛んできて頭に命中! てなことにもなりかねないので、勝った時こそ兜の緒を締め直さなければならない」という戒めだそうで、早いハナシが[油断大敵]という類(たぐい)のコトバに違いない。
というのも、先日行われた『25th SASSOON SCHOOLSHIP STUDENT HAIRCUT CONTEST』という[全国大会]で、僭越ながら本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)が上位を独占する(※HP内コンテスト入賞歴 参照)という快挙を成し遂げたからで、こんな時こそ「勝って兜の緒を締めよ」のコトバが俄然クローズアップされるのではないかと思った次第。
とはいっても、現代は戦国時代ではないので勝ったところで矢は飛んでこない。ここはひとつ、勝っても油断せず云々というのではなく、「勝者のかげに敗者あり」ということで、しばし勝利の余韻に浸った後は、「敗者への配慮も忘れずに」という方向で[驕(おご)り]を戒めるのが筋なのでありましょう。
ということで、今回は[全国大会上位独占 !]のご報告と見せかけた[自慢ばなし]でありました。いちばん戒めが必要なのはワタクシだったりして…。
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