- 24.09.06
ひとりの声
過日、2年生(140期)に向けた『租税教室』が、税務署の支部に所属する税理士の皆さんを講師に招いて開講された。
講習は、ハナシに入り込みやすいようにか、スマホを用いて投票する[税金制度]を公約に掲げた[擬似選挙]を行うなど、聴講型の講習にはない[ゲーム感覚]を取り入れて繰り広げられ、税金の種類や徴収方法、それに集めた税金の使用目的など、身近なものでありながらなかなか[知る機会]のなかった日本の[税制度]がわかりやすく解説されていた。
こうして得た[税金制度]の知識、[独立開業]する可能性の高い理美容界では必要不可欠なものに違いない。
他方でこの知識、税金を徴収する側(国)としては、国民の納税意欲が高まる一方、税制を知ることでその徴収比率や分配比率などに国民が不満を抱くトリガーにもなりかねないわけで、国にとっては[諸刃の剣]に違いない。
こうして生じた[税制度]に対する不満など、本来ならば[声をあげて]国会議員の皆さんにその思いを汲み取ってもらって[法改正]してもらわないといけないのだけれど、いかんせん[人ひとりの声]は小さい。
そのためには、[ひとりの声]を集めるための[組織]というか[コミュニティ]が必要。
そうした意味合いを含めて、理美容界にも[組合]というものがあるのだけれど、世の流れか、近年、他の業界同様、理美容師さんの組合加入率が低下する一方と聞く。
[個の時代]といわれて久しいが、なかなか[個]では力の及ばないことも多々あり、[組合]というものの存在意義を今一度考え直す時期に差し掛かっているのではないかと、『租税教室』をパチリするにつけ、うまく[個人]と[集団]のいいとこ取りができないものか、今はネット社会だから[個と個]を繋ぐ[コミュニティ]はつくりやすいハズでは…、などと考えてみたりするワタクシであります。
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