- 24.10.09
今のカタチ
日本はオモシロイ。
町や村、地域の安寧を守る[鎮守](ちんじゅ=神社)の氏子(うじこ=その神を祭る土地に生まれた人)として[大祭](お祭り)に参加する者が、普段は『仏教』だったり『キリスト教』だったり『イスラム教』だったりと、『神道』以外の[神]や[教理]を信仰しているからだ。
日本は[受容]の国だ。
土着の神々が[八百万の神](やおよろずのかみ)に編入され、次いで[釈迦]の哲学を受け入れて[孔子]の思想に学び[一神教]の[神]をも認めた。「万物に神は宿る」と考える『神道』と「神は唯一絶対神なり」を説く『一神教』(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)、それに[神]を説かずに[無]を説く『仏教』が、何の争いもなく社会や一人の人間の中に[同居]しているワケだから「WHY JAPANESE ?」に違いない。
とはいうものの、[今のカタチ]に落ち着くには、その時代時代に幕府や政府から[宗教弾圧]などがあったり、それ相応の[闘い]があったと教わってきたが、結局のところ全てを受け入れたから[今]の[平穏]があるのだろう。やはり[受容]が肝要か。
だからか、[五穀豊穣]を感謝し祈る[鎮守]の[大祭]だって、本来[収穫祭]であるべきものがビルディングとコンクリートの大都会で催され、農業に関わりのない人たちの参加で成り立っていても異論を挟む人などいない。
まぁ、[祭り]によっては厳格に参加者の資格を規定しているものもあるようだが、その辺は曖昧なものが多いのもまた日本的か。そう、何事も白黒ハッキリさせないのが[日本流]なのだ。
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)も、立地する[渋谷]と[国分寺]それぞれの[鎮守]の[大祭]に参加し、これまでも氏子として[お神輿]を担いできた。
今年も、渋谷の『金王八幡宮』、国分寺の『八幡神社』の[例大祭]に各校それぞれ参加して[お神輿]を担ぎ、[五穀豊穣]ならぬ[地域の安泰]、ひいては[コクサイブンカの繁栄]を祈ったようでありました。
これでいーのだ。
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