- 25.01.24
明日へのビジョン
大学などに比べると、やはり［専門学校］は［職業訓練校］であるため、そこに通う学生の将来に対する［ビジョン］は、より明確なものに違いない。
むしろ［専門学校］は、将来就きたい職種に必要な［知識］や［技能］、［資格］を得るために通うわけだから、そもそも［将来のビジョン］なしでの入学は考えにくい。
とはいえ、例えば本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）は［理美容分野］の［専門学校］だから、学生は［理容師・美容師］の［国家資格］取得を目指すわけだけれど、一口に［理美容］といっても、確かに［国家資格］としては［理容師］と［美容師］の二種類に違いないが、この職種はさらに［専門分野］に枝分かれしていて、入学後その［専門分野］を選ぶのに迷う学生もちらほら。
例えば、この分野はごくごく大雑把にいえば［ヘアスタイル系］、［ネイル系］、［着付系］、［メイク系］、［エステティック系］、［ブライダル系］などなど、まだまだその先が細かく枝分かれして［専門職］が確立されているのだけれど、最初の大雑把な［〜系］さえも入学後に方向転換したり、選びきれない学生もいたりするというわけだ。
過日、人気の専門職［ヘアメイク］になるのに欠かせない［メイク］の技能検定初級、『MSOJ日本メイクアップ連盟』（本学は同連盟の認定校）の認定する［MSOJメイクアップ技能検定3級］の検定試験が、連盟から認定委員を迎えて行われていたのでパチリ（この資格がないとヘアメイクになれない、というワケではない...あしからず）。
この試験は1年次に行われるもので、未だ［将来のビジョン］が朧（おぼろ）げな学生とハッキリくっきりな学生が入り混じって、ある意味オモシロイ雰囲気。そりゃ［朧げ派］は未だ方向性が確かじゃなく将来どの方向に進むべきか思案中なわけだから、「取り敢えず［3級］は取得しとかなくちゃ…」といった感じだろうから、試験に臨む熱量も［ハッキリくっきり派］に比べたら差があって当然。
でも、よくよく考えてみれば、［朧げ派］といってもまだ20歳前の1年生（142期）、［将来のピジョン］（鳩かいな笑）もとい［ビジョン］に向けて［専門学校］を選択したということだけでも、個人的には「あっぱれ！」をあげたいところであります。
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