- 25.02.21
学生の学生による...
[美容ファッション界]の専門学生が、「人民の人民による人民のための」ならぬ「学生の学生による学生のための」[フォトコンテスト]を、[SNS]を駆使して実施し、[理美容界]でちょっとした話題になった。
加えて、応募作品の評価を、美容業界でも定評のある[スター美容師]に託したという点で、さらにこの[コンテスト]は評価を上げたようだ。
本来なら、作品の評価も学生自身で行いたかったに違いないが、評価の透明性を担保するためか、そこは[プロ]に任せたという点が[自己満足]との烙印をも回避させる結果に繋がったのかもしれない。
そんな話題の[コンテスト]を主催したのが、SNSを使って服飾、カメラ、メイク、ヘアのプロを志す学生が集う『ツナグ』というコミュニティ。
『ツナグ』は、『大阪モード学園』に在籍する佐々木 希さん(代表)と、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)国分寺校美容科に在籍するマトス ナミエさん(副代表)が運営するコミュニティで、昨夏、『Connection Future Award 2024 summer』なるフォトコンテストを開催した。
二人で審査依頼先へお願いに出向くなど、苦労を重ねての開催だったようで、「学生からの依頼に快諾いただいた審査員の方々へは感謝しきれません」とマトスさん。
そうした働きかけが[美容業界誌]をも動かした。その結果と受賞作品が業界誌『PREPPY』(2024/12月号)に掲載されたのだ。
▲氏川りの賞グランプリ作品『しゃかりきウミウシ』
そのうえ入賞作品のうち『ニコヘアー』[氏川りの賞]グランプリ獲得の[Team 釈迦力/高橋 謡さん(渋谷校美容科1学年在籍)と増渕つむりさん(国分寺校美容科1学年在籍)]の2名が、自身をモデルに「再生」というテーマのもと氏川りのさん撮影で新作を発表。その作品が雑誌掲載されるという副賞を獲得し、美容誌『PREPPY』(2025/2月号)に掲載された。
「学生の学生による学生のための」作品。
こうした作品が[学生のため]だけに留まらず、[理美容界]全体に刺激を与えていくのでありましょう。
ちなみに、『ツナグ』は学生限定のコミュニティ。代表の佐々木さんは今年も学籍があるそうだからもう1年コミュニティに留まるそうだが、マトスさんは本学を卒業した時点で『ツナグ』からも卒業なのだとか。でも、卒業後も何らかの形でこのコミュニティに関わっていきたいのだそうだ。
今後、この活動が次学年にどう繋がれていくのか。『ツナグ』の動向から眼が離せないのであります。
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