- 25.07.10
ボックスボブのすすめ
[個性]とは、『他の人と違った、その人特有の性質・性格。個人の特性』と辞書にある。なかでも、最初にある[人と違う]というところが[キモ]なのだと思う。
人は百人百様。百人いれば百人ともどこかしら人と違うところがあるもの、当たり前田のクラッカーだ。他人と違えばそれがイコール[個性]なのだ。
故に人は誰でも[個性]を持っている、ということになる。が、コトバとは面白いもので、例えば[個性]に[的]をつけて[個性的]としたらどうだろう。人は誰でも[個性的]かというとそうじゃなくなるから不思議だ。
無作為に100人集まってもらったとして、[個性的]と万人が認める人はいったい何人いるというのだろう。場合によっては一人もいないのではないか。それくらい[個性的]な人は稀なのだ。特に日本人は[和]を重んじるので横へならって[没個性]になりがちだ。
ふつう[〜的]というコトバは、名詞につくと「〜のような」と解釈されて、元の[言葉]の意味を多少[弱める]傾向をもつと思うのだが、どうも[個性]についたときだけ、元の意味を[強める]働きを持つといえるのではないか。ホントに奇妙なハナシだ。
では、いったい[個性的な人]と呼ばれるには、人とどれくらい違わなければならないのだろう。
例えば、外見だけのハナシ、著名人なら芸術家の草間彌生さんやファッションデザイナーのコシノ・ジュンコさんレベルに突出してないと[個性的]というコトバはしっくりこないのではないか(意見には個人差がありますby NHK)。
さて、ここで極論をお許し願おう。
このお二方には外見上の共通点がある。お気づきの方も多かろう、それは…[ヘアスタイル]だ。ヘアカラーが一人は[真っ黒]、一人は[真っ赤]なのだが、お二人とも[ボブヘアー]なのだ。それも[ボックスボブ]という、[ボブスタイル]のなかで最も[基本]なスタイル(草間さんはウィッグかもしれないが)。それもお二人共に前髪を額で水平一直線に切り揃えていらっしゃる。
お二人の輝かしい経歴は差し置くが、[ボックスボブ]はこのスタイルをしている人が少ないがゆえに[個性的]で、逆にいえば[個性的]に見られたいなら[ボックスボブ]にすべきなのだ(最近このスタイルの人増えたような気もするが...)。
このスタイルの基本は、前髪をサイドからの長さに合わせ頬で一直線にカットするが、できれば前髪は眉でパッツン一直線に切り揃えてなおよろし。黒の極太セルロイドのボストンかウエリントン、極めたければラウンド眼鏡を掛ければ更に良し。これで[個性的な人]、[80年代風ハウスマヌカン]の一丁上がりだ(懐かしー!)。
あの時代、この手の人がデザイナーズブランドの服を着て南青山あたりを闊歩していたものだ。『夜霧のハウスマヌカン』なんて歌も流行ったっけ...。給料はすべて洋服代に消えてしまうので夕食は一人[シャケ弁当]で済ます、という哀愁の歌だった。
ん、止まらなくなっちゃうのでここでクールダウン…スミマセンです。
先日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)1年生(144期)の[カット授業]をパチリしたのでありますが、授業内容はなんと[ボックスボブ]。さすが[基本中の基本]な[スタイル]だけに、入れ替わり立ち替わりさまざまな先生がこの授業を担当しているそうで、この日は渋谷校の金沓副校長が授業を担当。英国はロンドン・SASSOONアカデミー仕込みの[カット技法]を、自身が制作に携わった本校オリジナルのカットメソッド『HAIR CUTTING BASIS』を教材にレクチャーしているのでありました。
さて、ヘアスタイルにお悩み且つ[個性的]でありたいアナタ、ここは一つ意を決して[ボックスボブ]はいかがでしょう。ただ、シンプルな髪型だけにゴマカシが効かず、技術者の[力量]が問われるのでご注意を。
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