- 25.12.08
短髪は痛い?
2025年も早12月に入り、今年も余すところあと僅か。
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)では、11月末から12月頭にかけての一週間に2年生(142期)と1年生(144期)の『二学期末実技試験』が行われ、この時ばかりは普段カメラを向けるとピースサインで応えてくれる学生も、真剣な眼差しでウィッグ(人頭人形)に対峙しているのが印象的だった(そりゃそうだ)。
ところで[実技試験]といえば、[美容科]が[カッティング][ワインディング][オールウェーブセッティング]、[理容科]が[カッティング][刈り上げ][シェービング][ワインディング]といったところで、そのうち2年次の[卒業試験]を除き、[学期末試験]では[理容][美容]それぞれ一課題が出題されている。
今回の[二学期末実技試験]は、[美容科1年]が[ワインディング]だったのを除き、[理容科1年][理・美2年]はすべて[カッティング]が課題。
で、その様子をパチリしていてふと思った。
人類は、何万年も[ヘアスタイル]というものに気を配ってきていることが[土偶]などの遺物に遺されているのだけれど、その多くが[長い髪]をまとめたスタイル。
今のように、特に男性が[短髪]になったのはごく近年になってからのようで、日本でも男性が[短髪]になるのは、ご存じ1871年(明治4)に明治政府より発布された[断髪令]から。それでも日本に300年という[鎖国期]があったにも関わらず、[短髪]のレキシでは[世界]とあまり時間差がないのはオモシロイところだ。
もっとも、[短髪]というハナシではなく単純に[髪を切る]ということでいえば、紀元前3000年頃のエジプトでは、すでに鋭く研いだ[火打石]や[牡蠣殻]を使って[髪]を切ったり削いだりしていたそうなので、切れ味の悪い[刃物]で髪を切るのは、刃先に毛が引っかかり頭皮が引っ張られてかなり痛かったハズ。だから[短髪]にしなかったか。
逆もまた真なりで、切れる[刃物]が出てきて初めて痛みから解放され、[短髪]がスタンダードになり得たのか。
いずれにせよ、そんなどうでもいいことを考える暇もなく、ひたすらに[シザース]の開閉を繰り返す学生でありました。
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