- 26.07.28
「きもの」を守る

民族衣装。
それぞれの民族が持つ文化なりを反映し、特有の形態を持つ[衣服]を指してこう呼ぶ。
世界は広く、さまざまな地域にさまざまな民族が暮らす。それに伴い、世界中にはさまざまな気候風土や文化に根ざした[民族衣装]が生まれた。

やがて[インフラ]が徐々に整えられ、鉄道や道路が敷かれて列車やクルマが走るようになると、人や物資の往来が頻繁になって世界は小さくなった。さらに時代が進むと飛行機が飛び、通信網の発達によって[情報]が瞬時に世界を駆け巡るようになると、いよいよ世界は小さくなって[均質化]された。

結果、人は誰もがみな同じような[衣服]を着るようになり、[民族衣装]は、[褻]から[晴]、[日常]から[非日常]、[街なか]から[博物館]へと押しやられていった。

そんななか、不思議なことに日本の[民族衣装]である[きもの]は、[博物館]でももちろん目にすることができるが、[街なか]でも頻繁に目にすることができる世界的にも[稀有な存在]になった。

21世紀になっても、変わることなく生活に密着し続ける[民族衣装]である[きもの]はまさに奇跡。日本人というのは[新しいもの]を何のためらいもなくどんどん受け入れるが、同時に[古いもの]も持ち続ける摩訶不思議な民族だ。

そうした世界に類を見ない、[日常]に溶け込んだ[きもの]を、[着装技法]という面で継承、さらには啓蒙しているのが、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の母体『学校法人 国際文化学園』の理事長を務める荘司礼子先生その人。
先生は、国からもその功績が認められて『黄綬褒章』を受章しており、さらに[きもの着装]の伝承・啓蒙に邁進しているところ。

そんな先生に舞い込んだのが、『全国きもの文化教育協会』さまの主催する『第53回 きものセミナー』でのゲストステージ依頼。

同協会は、一般に向けた[着付教室]を全国規模で展開する教育機関で、定期的に[セミナー]を開講して会員の装束知識や技術の向上に努めているもよう。荘司先生への講師依頼も過去に幾度かあり、手前味噌だが同協会内での[荘司人気]は不動のようで、講演前には多くの会員の方々が先生を囲んで記念撮影に興じる一幕も。

ステージでは、[きもの]や[帯]の歴史を実物展示を交えて辿ると、[吉弥結び]や[路考結び]といった江戸期に考案された帯結びと現代の[変わり結び]を披露。続いて女児の[汗衫](かざみ)姿から[十二単]姿へと[衣替え]する平安時代の[成人式]にあたる[裳着の儀](もぎのぎ)を、[唐衣](からぎぬ)の裾を[裳](も)に被せる往時の[十二単]姿(平安調)で再現すると、そこへ[唐衣]を[裳]に[イン]した現代調の[十二単]も登場し、居並ぶ二領の[十二単]が会場を沸かせた。

出演者と受講者、両者のともに[きもの文化を守る]という[志]が伝わる、そんなセミナーでありました。

東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。














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