日曜日にカフェのギャルソンのレースが行われました。パリの伝統行事です。パリの中央のヴォージュ広場から１０人づつが３０秒毎のスタート。


ジュースの瓶とレモネードがいっぱい入ったグラスをトレーにのせて走ります。


落とさないは勿論の事、こぼさない。泡をどれだけたてないかも大切。


見物人たちはギャルソンが走って来る度に、ひとりひとりに拍手で激励をおくったり、「ブラボー」と声をかけたり、街の人も一緒に参加している。そんな雰囲気が素敵でした。


女性の参加者も居ます。でもレースのタイトルはあくまでもギャルソン　デ　カフェのレースです。カフェといえばギャルソン。昔から、映画になったり写真の中で変わらない姿が残っています。「音」も含めた、そんなイメージを大切にしたのでしょうね。


カフェでレースを見つめるギャルソンとお客さん。


I LOVE CAFE IN
カフェにおいでよ！とピンクの文字でカフェをアピールしているギャルソンも。

余談ですがカフェのギャルソンといえば、ちょっと個性的な方が多く、偏屈な人、面白くない冗談を毎日繰り返す人、人を驚かして喜んでる人、妙な芸を持っている人、通常のサービス業と比べると、ただ感じが良いというより独特な職人的な雰囲気を感じます。次回のパリはゆっくりカフェも楽しんでみて下さい。

国際文化学園　企画室(PARIS France)