パリ市長市役所前の広場にジャスミン村が！華奢な白いジャスミンの花とそのタイトルにひかれて行ってみました。


そこに広がっていたのは新しいチュニジアの世界。２０１１年１月１４日：チュニジア革命を記念して行われました。では、なぜジャスミン村？と聞いてみると、ジャスミンはチュニジアの国花なんですって。


太陽がさんさんと降るチュニジアでは、オレンジフラワー、オリーブ、ジャスミンが豊富。綺麗な香りのアロマグッズ。良く見かける各国の物産市と違う点は、特産物、伝統工芸、文化の紹介が主旨で、販売は禁止。

違い？普通でしょう？と聞こえるかもしれませんが、本来この国の方々の販売意欲はすごいのです。ゆえに広場には太陽のひかり、ジャスミンの香りと共に時間も緩やかに流れていました。


陶器作りのおばさん。黙々と土を形にしてゆきます。小さい時からこれしかしていない、そうです。


チュニジアの家にはモザイクは欠かせません。各種岩石を砕いて創ってゆくので、その色が自然にその土地に馴染んで美しい。人の手でしか出来ないその作業に職人の芸を見ます。


機織り。日本でも未だありますね。独特の生地が少しずつ織りあがってゆきます。日本にも多く通じる物を感じる伝統工芸と文化、一度では紹介しきれないので２度に分けて紹介してゆきますね。

国際文化学園　企画室(PARIS France)