この週末はマルシェの お祭りでした。パリの至る所にあるマルシェで週末の３日間。５グループが約３３カ所で演奏して廻りました。


*ファンファーレとは、トランペット、ホルン、トロンボーン、サクソフォーン等の管楽器にパーカッションなど打楽器を加えたアンサンブル。これだけの管楽器が揃うと さすが華やか！　マルシェの お祭りだけにTシャツも黄色と緑で統一。


お天気も良く観客も楽しそう。


パリには屋外のマルシェが７１カ所。屋内（屋根付きの）マルシェが１１カ所あります。マルシェは週に２日か３日。パリの各所で午前中に順繰りと立ちます。そんな全部のマルシェの場所と日時が書かれたエコバックが無料で配られました。それが やはり黄色と緑で可愛いの。改めてパリのマルシェの多さに驚きました。


私が今回行ったマルシェは昔から お気に入りのひとつ。モンジュ広場に開かれるマルシェです。昔から観光客も多いので、お店の人達は観光客に優しくって、忙しさより賑やかさを感じるマルシェです。


久しぶりに来ると驚く程、無農薬の お店が増えていました。何となく ここは田舎風のマルシェが多くて心地いい。魚屋さんもパリの近郊：オンフルールなんて文字を見つけると すごーく新鮮で美味しそうに見えてしまいます。パリは他の都市と同様に最近では便利で安く、ある程度新鮮なスーパーの進出を妨げる事は出来ません。祭日でも日曜日でも夜も遅くまで開いて便利この上ないからです。


それでもパリの人々はマルシェが好き。多少効率が悪くても、多少高くなっても、くだらない冗談を交わし、お互いにからかい合って、八百屋さんで並び、魚屋さんで並び、チーズを買うにも並び、随分時間もかかるけど、そこには良質の豊かさを感じます。


オリーブだけでも、こんなに沢山の種類があるのですよ。あと、マルシェでは買う前に味見が出来るのも楽しみのひとつかも。パリのマルシェは見れば見る程、個性＋特徴があります。お天気も良くなった事ですし、エコバックのリストもある事ですし、廻ってみようかしら？　順番にご紹介してゆきますね。

国際文化学園　企画室(PARIS France)