とても可愛らしい庭園を見つけました。"ジャルダン・ノマド"。ノマドは翻訳すると"遊牧民"。



この日はこのジャルダン（＝庭園）が出来て１０年目。庭園を開放してのフェット（お祭り）をしていました。


庭園の廻りには この１０年の四季折々、いろいろな表情の庭の写真が飾られ、「良かったら お寄り下さい」と言う声に、道行く人々は思わず足を止め、この手の お誘いを断れない私は 迷う間もなく庭の中。


その庭園には個性とアイディアが溢れ、遊び心が広がっていました。


「道端で片方だけの靴を見つけたから、ジャルダンに持ってきて草花を植えたら、１年経ってまた花が咲いたの♡」。人なつこく話しかけてくれたマダムのセンスの良さは、庭の中いっぱいに伺えます。


太陽が小さな鏡に反射してキラキラ光り、風に揺られてもキラキラ光る。


その一画には手作りのテーブルボードがあり、子供達が楽しそうにゲームをしています。これからも近くに来た時は時々寄ってみよう。きっと優しい時間が過ごせそう。バスティーユからは少し歩くけど、お天気の良い これからの季節には悪くない。

Le Jardin Nomade
48, Rue Trousseau
75011 Paris

国際文化学園　企画室(PARIS France)