パリの街に新しいグレーのボックスを発見。洋服や おうちで使わなくなった生地類のリサイクル用ボックスです。


改めて感心するには、公共のプロダクトのセンスの良い事。パリ中で統一して設置される。街なかの外観を崩さない様に配慮されてる。本来、鬱陶しくなってしまう様な大きなリサイクルボックス。限りなくシンプルなグレーをベースに、絵は白からグレーのグラデーションの範囲にとどめ、文字は白で統一。しかもバランスがとれている。見事なものです。


当たり前のようでも、この当たり前が出来なくて、街がゴチャゴチャな色で溢れる国も少なくない。


今までは季節毎に、整理した古着などを大きな袋か鞄いっぱい詰めて両手に抱え、はるばる赤十字か その手のNPOまで持ってゆく。どこも非営利団体ゆえに人手は少ない。開館時間を確認してゆかなければ、閉まっている事も少なくない。それを考えると こちらは便利。家の近くに必ず ひとつはあるし、どの時間でも持って行ける。ちょっと嬉しい発見でした。

国際文化学園　企画室(PARIS France)