立秋を過ぎ、早1ヶ月。暦的にはとっくに“秋”なのだけれど、台風一過で暑い日がぶり返されたりして、体感的には“盛夏”といった風情の東京地方。

　そんな折、菊の咲く頃に迎える“節句”なので“菊の節句”とも呼ばれる“重陽”（ちょうよう/9月9日）を控えた先週の9月4日（水）、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）に本拠を置く『衣紋道 東京道場』（荘司礼子 代表/本学校長）では、渋谷校8号館（在、衣紋道 東京道場）において『即位礼正殿の儀 -装束としきたり-』と題した講習会を開催しました。

　今回の講習会、今年の10月22日（火）に予定されている今上天皇の『即位礼正殿の儀』にちなみ、有職文化研究所より仙石宗久 代表をお招きして『即位礼正殿の儀』にまつわるお話をご披露いただきました。

　明治天皇、大正天皇、昭和天皇、それに仙石先生も携わられたという、現上皇が天皇になられた際の“即位礼”の詳細などが語られ、それらを踏まえて今回の“即位礼”がどういうものになるのかの予想が示されました。加えて、その際に着用される“装束”の詳しい解説がなされ、“皇室”がより身近に感じられるような催しでありました。

　尚、この講習会の様子をフジテレビが取材しており、放送日は未定ながら“イブニングニュース”の時間帯で放送予定なのだとか。