“登龍門”伝説。中国の黄河上流にあるという超激流の“龍門”を遡上した“鯉”は“龍”になるのだという。

　別に“広島カープ”が強くなると“中日ドラゴンズ”になるというハナシではない。というか、現実は“ドラゴンズ”（龍）より“カープ”（鯉）の方が強いし、一番強いのは“ホークス”（鷹）だったりする(日本シリーズ優勝、おめでとうございます)。否、野球のハナシではなく“伝説”のハナシ。

　“龍門を遡った鯉は龍になる”という伝説から転じて『物事を成し遂げるのに、避けて通れない“関門”を“登龍門”と呼ぶ』というような言い伝えは、すでに“後漢書”（中国の“後漢朝”について書かれた歴史書。成立は432年とも）にも記述があるそうで、かれこれ1600年近くも前から語られているということになる。

　で、何故“登龍門”なのかというと、昨日と今日、10月23日（水）と24日（木）、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では、“指定校・推薦・特待生入試”が行われ、それをパチリしに伺ったワタクシ、入試に臨む“受験生”の“緊張”に接するにつけ、これも一種の“登龍門”なのだろうなぁ…と思ってしまったから。

　今後、彼、彼女らが“龍”になれるかどうかは、その後の“努力”によるところが大なのでありましょうが、少なくとも“ドラゴンズ”ファンには今日からでもなれるようであります、ナンチャッテ…。